「完敗！！」

2004/12/16横浜国際競技場　日本代表ｖｓドイツ代表。学生時代のコンフェデカップ以来２回目の来場。やはりこの会場はでかい。試合事態は０−３で敗北。前半0-0でしのいだものの結局は圧倒的な強さに敗北した感が否めない。基本的なミスを減らすだけでももう少しましな試合になったのではないだろうか。サントスのシュートを好セーブしたカーンはやはり圧巻だった。ゴール裏から見ていてもその存在感を感じられる。カーンの一度のセーブが攻撃側には何倍ものプレッシャーとなっているよだった。ユーロの試合ではそれほど強くなかったドイツだけに、そのドイツ相手にあそこまで何も出来ないとなると不安材料山積みだ。とにかく2/9北朝鮮戦はベストで望んでもらいたいものだ。ホームゴール裏は依然と違いオリンピック代表以降の女の子サポーターが多く緊張感に欠けていた。会場の一体感があまりない。ジャニーズの追っかけの様な空気に包まれている。試合中も「たまちゃんかっこいい！」「いなちゃんと目があった」などとてもAマッチの試合とは思えない人が多々居た。欧米のように女子供がいけないほどの緊張感ある空間もどうかと思うが、これほどまでに試合の一体感に欠ける試合も哀しいものだ。

■ジーコ監督、試合直後のコメント
　９０分間、好不調の波が激しすぎた。調子を崩している時間帯にやられてしまい、特に１点目は判断ミス。２点目のバラックのゴールなど個人の能力もあったが、最後は気を抜いたところでのミスだった。今日の試合はちょっと厳しい。想像していなかった痛い敗戦だ。最後まで攻撃を試みたが、なかなか得点には至らなかった。
　来年はきちっと切り替えて入る。今回の敗戦を引っ張ることはないと思うし、チャンピオンシップや天皇杯の後で、本当に疲れきった中でみんながやってくれた。今回はフレンドリーマッチだし、切り替えて来年きちっとやりたい。今年は結果も出せたしいい年だった。あとは１月からまたしっかり準備して、ホームでの北朝鮮戦でしっかりした戦いをしたい。

http://www.kirin.co.jp/active/sports/soccer/kcs_kcc/kcc_a2004.html