2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 「消火栓の意味とはいずこへ?」

渋谷駅JR山手線構内の消火栓。消火栓=赤のイメージを見事に崩してくれている。改札を入って新宿方面への階段のすぐ脇にありとても目立つところに存在しているが、このデザインだと普段は見過ごしてしまいそうだ。二色の黄色と細部に赤、青、緑の縦ラインが入…

 「徹底的なまで商品コンセプトにこだわった広告」

東急東横線渋谷駅ホームのApplのi-pod shuffleの広告。グリーン時に何度も繰り返されるシャッフルーのアイコンがひときわ目立つ。なかなか気づきにくいがひときわ目立つ理由は広告の目地がない事による。しかもこの長さの壁面にはよく見るとダクトやボックス…

 「階段中腹秘密めいた隠れ空間あり」

東京国立博物館法隆寺宝物館の吹き抜けエントランスにある階段。エントランスを入ると大きな吹き抜けがある。展示室入り口へと向かう為左に目を向けると丁度展示室入り口の脇にこの大きな階段が見える。階段と展望台が合体したような建造物だ。真っ直ぐ棒状…

 「些細なデザインの統合」

東京国立博物館法隆寺宝物館のエントランス。水面上の通路の真っ正面に庇を支えるグレーの壁面が現れる。そのグレー面を生かした面とのバランスが絶妙な法隆寺宝物館のロゴ。庇に寄って空間が圧縮されていたりと、出入り口が茶室への道程の様に良く練られて…

 「静寂序章」

東京国立博物館内の法隆寺宝物館のサイン。コンクリート打ちっ放しにロゴだけというシンプルなデザイン。ロゴの大きさと壁面の大きさのバランスが絶妙な上に水面が壁面脇まで回っていて壁面の自立が見事だ。水面と壁面の長さが、あたかも寺院へ踏み入れるよ…

 「コストダウン看板」

上野にある東京国立博物館のサイン。平成館、法隆寺宝物館など敷地内の建築が写真入りでサインになっている。白地面にモノクロの写真とゴシックの日本語、臙脂色(えんじいろ)の英語がグラフィカルにまとまっている。写真もロゴも後からプリントされたもの…

 「デザイナーズ駐車場」

渋谷駅近くの雑居ビル群の駐車場塔。何気ない駐車場だがファサード面の目地といいファサードデザインされている。一見すると一棟の雑居ビルのようにも見えて面白い! map:x139.6971y35.6556

 「シャッター広告」

横浜駅構内のBEAMS。ビルの一角YOKOHAMA CIALの店舗ながらファサードの構成が綺麗だ。特に閉店後のシャッターの全面オレンジ面はBEAMSのアイコンになっている。石割テクスチャーのクリーム色のタイルとLEDが背後に仕組まれたBEAMSロゴ、上部にぶら下がるBEAM…

 「広告列柱or土壁列柱 どっち?」

新宿駅の柱。鉄骨の柱を耐火被覆も兼ねて土で覆っている。その周りをガラスのDPG工法が覆っている。何故DPG工法の吊り構造になっているかと言うと上部天井のルーバーが柱面ととりつくために上部がスリットとして天井から浮いている。ガラス面は開閉式になっ…

 「秋田道夫」

秋田道夫。トリオ(現ケンウッド)に在籍、その後ソニーに移籍、伝説を残しつつフリーとなり、現在も旺盛に活動するインダストリアルデザイナー。devicestyleの一本用のワインセラーのデザインが印象的だ。彼のHPにはDesign methodとしてデザインプロセスの…

 「表紙+裏表紙全体イラスト装丁本」

表紙の装丁があまりにも気になった本。「Fine days」本多 孝好。表題「Fine days」と表紙だけで初夏のすがすがしさを感じた装丁。表紙のイラストは管弘志(イラストレーター)だ。建造物やランドスケープを独自の構図で切り取り,具象と抽象が同居する作風で…

 「団地Sculpture」

東急大井町線大井町駅前の団地。大井町線終点大井町駅=大型団地と記憶されるぐらいに街の「ランドマーク」と化している。「グリッド」に小さな開口部から各部屋の日常が出ていて面白い。近くで見ると要素が無いだけに大きな彫刻として見えてくる。大量収容の…

 「オランダ集合住宅コレクション-05」

Rotterdamコプ・ファン・ゼイト地区にある集合住宅。オランダ集合住宅コレクション。日のあたりを考え階段状に巨大化した集合住宅。そのあまりの大きさと一つのデザインで形態化された建築。三棟連続経っている姿は圧巻だ。煉瓦調のファサードが落ち着いた雰…

 「セラミックプリントファサードコーナー部分」

コプ・ファン・ゼイト地区にあるINHOLLANDビルの裏の建物のカーテンウォールのDetail。某M事務所時代に担当していたコンペ、UNビルのセラミックプリントカーテンウォールのコーナー部分の参考にと撮った写真。ドットが細かいので比較的オペークガラスに近い…

 「カオスの集合体」

東急大井町線大井町駅高架下に広がる高架下店舗兼住居の裏側。表側は間口二間ほどの店舗が連なるファサード。高架の四間ピッチの柱間に収まってる事により二間づつが強制的にペアを組まされた裏ファサードになっている。それにより「フレーミング」「グリッ…

 「形態と色味」

コプ・ファン・ゼイト地区にあるperipheriques設計のオフィス棟。とにかくその色味で目立つに目立つ。この殺風景な再開発地区では行き過ぎたマゼンダ、オレンジカラーが良く似合う。アルミのファサードの均等間隔目地を無視した日本のバラック建築に近い外壁…

 「形態建築」

Bolles- Willson設計のThe New Luxor Theater。コプ・ファン・ゼイト地区にありErasms Bridgeを渡ったところにある。オランダ最大の奈落をもっていて、モダンな劇から古典劇まですべてに対応しているようだ。形態の面白さが、LUXORのロゴが目立つ外観だが内…

 「形態建築」

Bolles- Willson設計のBridge Watcher's Control Center。コプ・ファン・ゼイト地区にありErasms Bridgeを渡ったところにある。このコントロールセンターは鋭角三角形の平面形をもつボリュームで、上階の三角形のピロティーをスピンドル支持している。グレー…

 「形態建築」

Bolles- Willson設計のBridge Watcher's Control Center。コプ・ファン・ゼイト地区にありErasms Bridgeを渡ったところにある。大型船舶の往来様の跳ね橋の管理・操作する橋管理人のコントロールセンター。細長いストラクチャーとコントロールセンターとで成…

 「副産物の景観」

コプ・ファン・ゼイト地区にありErasms Bridgeを渡ったところにある建築。マッスな形態がそのまま巨大化したような建物である。建物周辺のアーバンデザインと人を比較しても分かるようにスケールアウトした感じがまた面白い。人が小さく見える。この建物の前…

 「完敗!!」

2004/12/16横浜国際競技場 日本代表vsドイツ代表。学生時代のコンフェデカップ以来2回目の来場。やはりこの会場はでかい。試合事態は0−3で敗北。前半0-0でしのいだものの結局は圧倒的な強さに敗北した感が否めない。基本的なミスを減らすだけでももう少…

 「チラシファサード」

新宿甲州街道沿いにあるドラッグストア(ダイコクドラッグ)の看板。大胆にも広告掲載する商品の特売をファサードの看板として採用している。新宿南口駅とパークタワーの間に位置する店だけに大量に行き来する人を取り込む戦略なのだろうか。短期間で入れ替わ…

 「一瞬の駅前の出来事」

駅前の年末年始の飾りの大片づけ風景。飾りも取らずにトラックに押し込められているクリスマスツリーがとてもかわいらしく見える。去るときもクリスマスツリーとして扱われてる姿がとても良かった。大きな熊、大きな象を搬送しているような風景だ。彼らはま…