[Architecture][material][CM] 「何もない、それがコンセプトか」

原宿A.P.C.の内観。傾斜してる床と床>壁>天井と続く一連の集成材がいい。壁面に開口部があるが裏の倉庫の中が見えるだけで機能していなかった。全体的に商品もそれほどなくそれだけにこの一連の床>壁>天井と続く空間が機能していない。照明がこちらの天井部には無く壁面に空いている開口からの木漏れ光とカウンター周辺の間接照明なのもあって、こちらの空間が生きていないのかもしれない。什器や家具、床の開口があるだけでも何か違った空間が出来たのかもしれない。空間が真ん中の試着室で仕切られている、その反対側には棚があり商品が多数並んでいる。お客さんには店の一階にあるA.P.C.の看板の記号により店がどういうものか分かっているだけに、もしかしたらわざとこちらの入り口側の空間をこのように一見何もない空間に見せてるのかもしれない。カウンター裏のポスターが窓から人が覗いているように見えて面白かった。
A.P.C. STORE
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