「内外・公私 変換芸術」

西野達によるアート作品「天上のシェリー」。
エルメス屋上の騎馬像「花火師」をそのままの状態で部屋の中部に作り変えてしまう作品。
屋外にあったものが内部になり、ブランドのシンボルをプライベートに変換する(公から私へ)という価値の逆転が起こっている。

西野は1960年名古屋生まれ。ケルンを拠点に制作・活動を行い、昨年は横浜トリエンナーレにも出品し、話題になる。
公共にあるものを違った視点から見せる独自のインスタレーションを発表してきた。
名前の表記が何種類かあるようで、今回は「西野達」と表記。
素材選びは作品のコンセプトに重要なものですが、ヨーロッパでの活動では教会の塔の先の天使や、ヴィクトリア女王のモニュメントが題材になっている。
今回のエルメスの騎馬像は、パリ、ニューヨーク、東京の世界でも三つしかないもので、エルメス創業150周年記念につくられたもの。
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