「まずは減らす事から」

modmasa2006-08-05

3R活動の中で最優先とされるリデュース活動。
大塚製薬は年間で約3億本と最も消費量の多いポカリスエット500mlに『エコボトル』を導入
それにより500mlのペットボトルの容器が薄くなり、従来の容器27gから約30%軽量化に成功。
国内で製造される500mlペットボトルとしては、最軽量。(2007年4月1日現在)
9g軽くり、使用ペット樹脂は年間3億本生産する場合、2700トン削減される。
これは、原油に換算すると、年間約4000KL。10km/Lの燃費で走る車なら、地球を約950周できる量だ。
これを、CO2の排出量に換算すると、年間約8300トン。約1500世帯分が年間に排出するCO2の量に相当する。
やわで安っちくなったと言う声もあるが、そんだけ削減されるなら凄い効果だ。
が、実際には回収率が上がっている一方で消費量が増えているペットボトル。
オフィス空間などではなるべくマイボトルにし、まずは使用量を減らすのが一番なのかもしれない。

ポカリスエット

◇3R(リデュース・リユース・リサイクル)


リサイクル
1997 年に「容器包装リサイクル法」が施行されてから今年で10年目。日本で一年間に生産されるペットボトル用樹脂量は2005年で53万トンと報告されています。97年に容器リサイクル法が施行後、当時9.8%だった回収率が2005年には65.6%になりました。現在2014年までに80%の回収率を目指しています。
リユース
ペットボトルのリユースとは分別収集されたペットボトルを洗浄して、再度飲料を充填して販売 するというもので、海外ではドイツなどEUの一部で行われています。 日本ではPETボトルリサイクル推進協議会の自主行動計画において、食の安心・安全への対応も含めてリターナブルシステムの調査研究が行なわれている。

リデュース
ペットボトルのリデュースとはPETボトルリサイクル推進協議会の自主行動計画にて『新たな技術開発などを行い、容器サイズ、用途ごとに1本あたりの重量を減量化すること』とされている。 これは企業レベルでの取り組みなので、新規技術開発などにより大規模な資源削減が可能であり、その意義と活動が近年注目を集めている。
2006年3月、ペットボトルリサイクル推進協議会(PETボトル製造するメーカーとPETボトルを使用する飲料メーカーなどからなる業界団体)が、すべてのペットボトルを2010年度までに3%の軽量化(2004年度比)することを掲げている。同時にリサイクルを進めるためにつぶしやすい容器の開発を目指すことも決定しており、リデュースは今最も注目されているエコロジー活動と言われている。(PETボトルリサイクル推進協議会の資料より)


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