「テレビ寺子屋」

その勢いで何だかんだと時間が経ってしまい。「テレビ寺子屋*1なる番組を見た。ホントNHK教育テレビの様な地味な番組。小さな場所で数十人相手にゲストの人が話をするという番組。「旅人が見た世界」旅人ー奥平正和(http://www.watervision.or.jp/okudaira.htm)がゲストの番組だった。

奥平正和(おくだいらまさかず)函南町仁田在住。1995年、約1年かけて200ccのバイクで世界26ヶ国を走破。この経験を、静岡新聞社より「オートバイ世界一周四万六千キロ」として出版。「自分で旅をしてきたと言うよりも、たくさんの人たちに助けられ、教えられ、旅をさせてもらった」と語る。
 昭和32年静岡県熱海市に生まれる。小学校入学時より三島市に移り、静岡県立三島南高校を卒業、中京大学時代には少林寺拳法に打ち込む(三段)。1990年に3ヶ月かけて北中米六ヶ国、1992年に四ヶ月半東南アジア七ヶ国を放浪。1995年5月より約1年間かけて200ccのバイクで世界26ヶ国を走破。この経験を、静岡新聞社より「オートバイ世界一周四万六千キロ」として出版。1999年6月より3ヶ月かけヒッチハイクにて日本一周し、各地のコミュニティーFM局に出演、2000年1月より1年6ヶ月かけオートバイにてアフリカ大陸一周、ユーラシア大陸を横断、訪問した国45カ国、走行距離5万7千キロ。
 世界一周の旅から帰国後は、全国各地で講演活動をしたり、FMみしま・かんなみ(ボイスキュー)の「奥平正和の旅エッセイ」に出演(毎週土曜日午後3時)、清水町長沢郵便局2階のポスタルサロンで奥平正和旅人塾の講師を務めている。 

この奥平正和さんってのが話が上手くて寝よう寝ようとしてたのに結局最後まで聞いてしまった。この世界はピラミッド型に裕福な世界が出来ていて、この日本は経済力、安全面をとっても世界トップクラスの国だと力説していた。そんな日本は今絶望的な状況(経済、社会などの問題によって)だが世界一周をしてきた彼にとって日本にたどり着いた時は未来都市の様だと言っていた。実際僕らも海外に旅行してかえって来た瞬間、そのギャップを痛感するものだが、あっという間に日本の悲観的な世界にどっぷり浸かってしまってるなと思う。そしてそのとき感じた事をちゃんとまとめておかないといけないなと思った。こないだやまにリクエストがあったからNYでの事など少しづつでもはてなで連載していければいいかな。前回書いたマイケル・ムーア監督ではないけど、どこかユーモアを持って表現できる事が出来たらなと最近思う事が多い。お笑いでの無理な笑いではなく少しの変化球が出来たら面白いし、それは自己形成にもなるし創作活動にも繋がっていくのではないだろうか。学生時代は良く色々書いていたけど全く書いていないと書けなくなるだけじゃなく自分の考えが分からなくなってしまってる。メトロ仲間のおかげで書いた事による反応もあるし、自分が体験した事を伝える事が出来る。今日感じた事は(1)些細な事によって人の運命は180度変わってしまう。そして、罪の無いものが無知な個人によって日常を阻害されるのはホント悲惨な事なんじゃないか。(2)どんな個人も自己がある限り何かその人独自のものがある。だから人は話すのかな?話す事によって(書きつづる)事によって自分を少し分かる事が出来る。って事かな。