「Jupiter」

modmasa2004-01-18

*[music] 『Ayaka Hirahara』
12月まだ発売前の曲「Jupiter」(ASIN:B0000UN50C)を聞いていいなと思い年末聞いてた新人Ayaka Hirahara*1ジャンルがjazzと言う事もあり聞きやすい。そしてこの「Jupiter」(下記サイトにて視聴あり http://www.dreamusic.co.jp/ram/ayakahirahara/jupiter.ram)と言う曲は昔何かで何度も聞いた聞き覚えのある曲だった。ホルスト作曲の組曲「惑星」(ASIN:B00005G7QG)(http://ja.wikipedia.org/wiki/グスターヴ・ホルスト)という曲みたい。最近でこそTVCF (確かトヨタかどこかの車のCFだと記憶していますが…)にその一部が使われているけど、1934年に世を去った作曲者ホルスト

【グスターヴ=ホルスト】は1874年9月21日にイングランド中部のチェルトナムに生まれました。父は教会のオルガン奏者、母はピアニストという音楽一家の中で育ちます。幼い頃からコンサートピアニストにしようとする家族の期待に反し、音楽書などを読みあさり作曲に興味を持っていました。18才の時右腕の神経炎が悪化して、幸か不幸かピアニストへの道は絶たれてしまいますが、父は今度は作曲を学ばせようとロンドンの王立音楽院に入学させます。充実した学院生活では民謡やエリザベス朝古楽に興味を持ち、1898年に卒業したあとは古代インド文学や宗教に傾倒していきます。結婚後は女学校の音楽教師の職を得て、生活も安定し作曲にも励み、意欲的な作品が生み出されていきます。1916年に組曲「惑星」が完成し、4年後に自らの指揮で演奏会が行われました。聴衆の 支持と最高の評価を受け、過去の作品も発表される忙しい日々が過ぎていきます。その後人気が衰えていっても、彼にとってはゆくり作曲に没頭できる時間を持つことができ、独 創性が際だつ作品が多く生み出されました。1932年ハーバード大学から客員講師として招かれアメリカに渡りましたが、病に倒れ、闘病生活を送りながらも積極的な音楽活動を行います。帰国後の1934年5月25日に有名作曲家ではめずらしい順風満帆といえる人生に幕を下ろします。イギリス国民に愛されたホルストの葬儀はチチェスター大聖堂で、自らの作品の合唱に囲まれ大々的に行われました。

が、編曲・抜粋はおろか、演奏の際の細かい楽器編成まで一切の変更を許さなかった為に (その後も遺族や著作権法によって遺志は守られ続けた)、クラシックファンしか聴き耳を立てないようなコンサートやFM放送、レコードのみでずっと紹介された曲だったからほとんど知られてなかった様だ。昔聞いてたのはクラシックの曲だったのかさえも覚えていない。メロディだけの聞き覚え。冨田勲http://www.kt.rim.or.jp/~nasu/)と言う人もシンセサイザーによってこの曲を演奏していたようで、もしかしたらそっちの方の曲かもしれない。(下記サイトにて視聴あり http://www.kt.rim.or.jp/~nasu/smf.html)

冨田勲】1932年東京生まれ。
慶応義塾大学在学中に平尾貴四男、小船幸次郎各氏に作曲を師事。在学中よりNHKの音楽番組の仕事をはじめ、1953年にはNHKラジオの第一放送と第二放送を同時に使用したステレオ音楽番組「立体音楽堂」等の番組に参加。1961年大河ドラマ第1作「花の生涯」の音楽を担当、現在までに「天と地と」「新平家物語」「勝海舟」「徳川家康」の計5本のシリーズを手がけている。また1966年には手塚治虫氏のTVアニメ「ジャングル大帝」「リボンの騎士」への音楽を作曲、従来のアニメ音楽を越える優れた音楽性が高い人気を呼び、交響詩版「ジャングル大帝」は同年の芸術祭奨励賞を受賞した。1970年にNHK「70年代われらの世界」のテーマソングとして作曲された少年合唱による「青い地球は誰のもの」が若者の大きな共感を呼んだ。1970年頃よりシンセサイザーによる作編曲・演奏に着手。1974年には米RCAよりリリースされたアルバム「月の光」が米ビルボード・クラシカル・チャート第1位となり、日本人として初めてグラミー賞4部門にノミネートされ、さらに全米レコード販売者協会(NARM)の1974年度クラシック部門最優秀レコードに選出されるという快挙をなしとげ,
TOMITAの名は全世界的なものとなる。以降「展覧会の絵」「火の鳥」「惑星」などから近作「バッハ・ファンタジー」(1996)まで多くのシンセサイザー・アルバムを発売、いずれもが世界的なヒットを記録している。1984年、オーストリアリンツ市にてドナウ川両岸の地上・川面・上空一帯を使って超立体音響を構成し、8万人の聴衆を音宇宙に包み込む壮大なイヴェント「トミタ・サウンドクラウド」を催す。以後ニューヨーク(1986 自由の女神百年祭)、岐阜(1988 中部未来博)、シドニー(1988 オーストラリア建国200年祭)、名古屋(1997 中日ドーム)にて同様のイヴェントを行なう。また立体音響による「トミタ・サウンドクラウド・オペラ」を企画、「ヘンゼルとグレーテル」を渋谷オーチャード・ホールにて上演(1990)。立体音響イヴェントに取り組む一方、90年代には映像音楽の作曲活動を再開、NHK「大モンゴル」、松竹映画「学校」シリーズ、NHK「街道を行く」シリーズなどを作曲。1998年、冨田音楽の集大成とも呼べるオリジナル作品「源氏物語幻想交響絵巻」(本作)を作曲。東京、ロスアンジェルス、ロンドンにて初演。2000年11月にCDにて発売。同曲は2001年5月に比叡山延暦寺根本中堂にて、2003年11月に東京国際映画祭のオープニングコンサートにて、ホリ・ヒロシの人形舞いとのコラボレーションにより演奏された。2001年3月、NHK放送文化賞受賞。東京ディズニーシー、アクアスフィアのエントランス・ミュージックとして三面立体音響のためのシンフォニーを作曲。NHK大型ドラマ「聖徳太子」の音楽を担当、東映映画「千年の恋 ?ひかる 源氏物語」では日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。2002年はNHKスペシャル「アジア古都物語」の音楽を手掛け、松竹映画「たそがれ清兵衛」の音楽は日本アカデミー賞最優秀音楽賞に輝いた。立体音響の集大成として4.1chサラウンドによる「惑星」(DVDオーディオ/ビデオ盤)を2003年3月に発売。2003年春、勲四等旭日小綬章を授賞。11月にはNHK出版より自叙伝「音の雲 ?ずっと音の響きにこだわってきた」を上梓。

略歴を見るとかなりの巨匠みたいだ、NHK関係の番組とかで聞いた覚えがあるのかな?彼のサイトでの全部視聴できるのは凄い。この世はホント便利になったし世界は凄く広くなった。問題は個人の生き方なのかな?とりあえず視聴してみてください。

*1:平原綾香】Ayaka Hirahara東京生まれ。現在19歳。6歳の時から11年間松山バレエ団に所属。クラシックバレエの舞台の経験もある。13歳のときにアルトサックスを手にする。高校時代は、音楽科でクラシックのサックスを学ぶ。この頃から、ボーカルによる音楽表現への興味が芽生える。現在、アーティスト平原綾香としての活動とともに、音楽大学のジャズ科に在籍しサックスを学んでいる。