「お茶漬け海苔」

最近少しづつ寒くなって来た。例年に比べたらまだまだ温かいのだろうけど温かさに馴れて来た体には寒さがひしひしと伝わってくる。夜食として食べるお茶漬けはとにかく温まる。それにしてもこの永谷園（http://www.nagatanien.co.jp/）のお茶漬け海苔はベストパッケージデザインといえるんじゃないだろうか。歌舞伎の定式幕と商品名のロゴも歌舞伎にちなんだ「勘亭流」がお茶漬けのイメージに定着している。このデザイン誰がデザインしたかと調べてみるとなんと当時の社長本人だそうだ。（http://www.honyaku.co.jp/komori/onpress/shatyou/pdf/134.pdf ）歌舞伎とお茶漬け、ただ社長が歌舞伎が好きだったのがデザインの繋がりと言うのが笑える。こんだけマッチした組み合わせは無いぐらいに人々の頭にインプットされているんだから凄い。種類はお茶漬け海苔、さけ茶漬け、たらこ茶漬け、梅干し茶漬け、わさび茶漬け、野沢菜茶漬けなど色々ある。デザインの中でも、商品を覆うのがデザインの根底にあるパッケージデザインは結構面白いし、特に食品関係のパッケージデザインは商品のアイデンティティを形成している。コンビニなどで気になった日頃見慣れてる商品もそう言う視点で見ると面白いんじゃないかな。