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NYで結婚式をあげた友人が日本の親戚の為に明治神宮での式を挙げた。表参道から境内に入る。日本の空間をゼロから体験した。そして日本での結婚という事を凄く考えさせられる一日だった。式のために参拝者を横切り式をあげた。ハレとケが丁度横切る瞬間を体験した。写メールやデジカメでこちらを撮るもの、そして撮られるこちら側。一瞬にして空間が二分された。NYとは違い家と家の繋がり、責任が濃厚に意識された。それと同時に文化も意識された。結婚式、葬式は繋がりの確認の作業なのではないだろうか。そしてそれは存在の意識の場なんだと思う。「来てくれた人と話す時間がほとんど無かった。」と彼は言ったが。逆にゆっくり話せない事が繋がりを意識さえるのかもしれない。アメリカ型の式と日本的な式どちらもいい面があった。両方を経験する事など滅多に無い。いい経験をしたものだ。