「ジオラマ建築」

modmasa2004-04-03

今回の有形デザイン機構で請け負った湘南台学習センターに置く雲南省タイ族の住居(http://www.soils.kais.kyoto-u.ac.jp/worldagr/yunnan4.JPG)模型はとにかく大変だ。日頃事務所で作っている0.5mmの差を追求したりする模型とは全然違う。素材も違う。スノーマット、スチレンボード、アクリルとかはまず使わない。とにかく生活臭を出さないといけない模型だ。軸組自体も整然としたものではなく時間と手作りを醸し出すものにしないといけない。ハンズの角材で柱を作るだけでもわざわざ角を丸めたり傷を付けたりしてからでした使えない。自然に汚すのはかなり難し。今回の模型は建築模型というよりかはジオラマに近い。模型の材料はそもそも鉄道模型からのパーツが多く、それで揃えて行くと自ずとヨーロッパ調の物ができるから面白い。最初はかなり次元が違う物を作ってると感じた物の、調査して現地を分かる事の逆をする事に寄って。現地の風土や生活に近づくのだと実感した。見方の反転による発見はなかなか面白い。雰囲気作りにPriserhは威力を発揮する。動物群は汚せばそのまま使えるものの、アジア系の人はなかなか居ないので皆で工夫して布で服を着せたりしてなんとか作っている。女性は簡単に布を巻く事によって、西洋人を東洋人に変えれるが男性はホント難しい。すぐサラリーマンになってしまう。そんなところから民族の人種の違いなどを観察出来るのも面白い。

中国まるごと百科事典(http://www.allchinainfo.com/
タイ族http://members.jcom.home.ne.jp/1314195101/travel/travel1_3.htm
http://www.unnantour.com/minzokusyasin/taizoku.htm

写真が見えにくいと言う要望に応えてFotologを開設(http://www.fotolog.net/mod_masa