「Villa Savoye-01」

modmasa2004-04-27

Villa SavoyeがあるPoissyの駅ホームにあった、いくつかの要素が一束に成った空間。地下コンコースへの階段、コンコースへの吹抜、エレベーターシャフト、電車案内版が一カ所にまとまっている。集積されてることによって空間が面白いものにまとまっていた。階段からエレベーターの扉が見えるのがとてもよかった。同じ様な仕組みの階段スペースはドイツにも似たものがあったが、上部のコンコースが吹き抜けであったのはここだけでしか見なかった。

ル・コルビュジェ設計 「サヴォワ邸」。「サヴォワ邸」はパリの隣、Poissy(ポワシー市)にあります。「サヴォワ邸」は、「明るい時間」という名称を持ちます。調べてみて改めて知りました。当時、保険会社の重役だったピエール・サヴォワ氏とその妻が、ル・コルビュジェの作品に魅せられコルビュジェに設計を依頼し1928〜1931年に建てられました。その後、1940年まで住みましたが、戦争中は独逸軍、連合軍によって使われた経緯を持ちます。1958年にポワシー市が買取。1962年国へ譲歩。1965年には、歴史的建造物に指定。「サヴォワ邸」には、コルビュジェが1927年に近代建築の基本的な原則を理論化する為に発表された「現代建築の5原則」が盛り込まれた建物です。(建築学び始めて覚える最初の五項目だったきがします。)
  1.ピロティー(杭)
  2.屋根の上の庭
  3.自由な設計
  4.横長の窓
  5.自由なファサード(建物の正面)