「Grand arche-01」

modmasa2004-05-30

デンマーク人の建築家Johan Otto vin spreckelsen&Paul Andrew設計のGrand arche
大理石、花崗岩、ガラスでできた一辺は105mもある、巨大な四角アーチ(アルシュ)になっており、これはナポレオン1世の戦勝を記念してつくられたエトワール凱旋門を意識、倍のスケールでつくられている。
 グラン・アルシュはラ・デファンス地区にあり、ミッテラン大統領のパり大改造計画「グラン・プロジェ」のひとつとして1989年に建設された。建物はナポレオンの戦勝記念に作られたというエトワル凱旋門を強く意識し、そのエトワル凱旋門シャンゼリゼ通り、ルーヴル美術館と一直線上に貫く軸線に作られている、一般には新凱旋門とも呼ばれている建物だ。
中央のヴォイドには空間を縦に貫くピーター・ライス設計のシースルーエレベーターと、宙に浮いた雲のような日よけのテント構造体がある。
近づくとヴォイド空間の迫力に圧倒される、単純な建築の中心を抜くと言うデザイン。
だが、都市軸に一直線に乗ってる事もあり都市計画という大きなスケール感を実感する事が出来る。
西洋的なデザインの軸が都市的な大きなスケールを体感する為にあるのが少し分かった気がした。
この近辺は観光地という事もありスリが多い事。あちこちにうじゃうじゃいました。
あまりの多さに笑ってしまいました。
Paul Andreu