「3 Chairs」

modmasa2004-06-05

久々のミュージックレビューです。最近ハウスを開拓しています。クラブサウンドで話題になった3 Chairsのアルバム「3 Chairs」MoodymannことKenny Dixon Jr.、Yellowでの動員客席の記録を塗り替えたTheo Parrish、Rick Wilhiteの3人に加え、Malik Pittmanが加わったユニット。Theo Parrishのビートを軸に、サンプリングソース、ディープ空気感のキーボードが印象的だ。全曲まったりした感じの曲。遅い時間に聞きながら作業するのにはいい。ただ、ずっと聞いていると少し眠くなってしまう。

オリジナルメンバーMoodymannことKenny Dixon Jr.、Theo Parrish、 Rick "The Godson"Wilhiteの3人に加えMalik Pittman(Marsellus Pittman)が新たに加入し、現在4人によるプロジェクト。
今までに3 Chairsとしてコンピレーション的アルバム "3 Chairs Project"をリリースしているが、今回彼らの初フルアルバム"3 Chairs" では、それぞれの音源ソースを持ちより、ともにスタジオに籠り、さらにはジャケットワークも自分達でつくったという正真正銘の4人の共同合作である。
例えば、Theoが作ったトラックに、Rickが新たにサンプリングしたフレーズをのせ、Malikがキーボードで味付けを行い、KennyのMPCが隠し味を効かせ...といったように互いの個性がぶつかり合い、会話し、融合し、抽出された、いわば4人のハイブリッド作が遂に完成を果たす。
またさらに、Norma Jean BellとMoodymannのアルバムforevernevermoreでお馴染のA.Fiddler、B.Fiddler等のミュージシャンも同アルバムに参加している。今回そのアルバム"3chairs"のプロモーションツアーとして、昨年初来日時にyellowで約束した通りに再来日が決定したMoodymann。またTheo Parrishに加え、初来日が待ち焦がれていたRick "The Godson" Wilhite。そして3Chairsの新メンバーであるMalik Pittmanという3 Chairsフルメンバーでの来日が2002.7月に実現。
3 Chairs | Info and Reviews of All Things Seating
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