「あちら、こちらの視点」

modmasa2004-09-17

ベネトンのコミュニケーションリサーチセンター・ファブリカで、特別研究員1年の新鋭ジョナサン・ハリスによって開発された10x10は、毎時間世界規模で最も多く使用された上位100語と画像を選択し、最新のデータを10x10のマス上に公開、1時間毎に一目で現在地球上で何が起こっているか読み取ることができる。今最も注目されてる出来事の100を映し出す装置だ。中には同じような映像が流れていてその出来事の重要性が分かる。映像を選択するとその内容と関連サイトにリンクが貼られている。撮られる国からの映像はまた違った視点を持つことが多い。今はまだNew York TimesBBC、Reutersからしか読み取ってないが世界中の国々の映像を見ることが出来れば、それぞれの国毎の視点を垣間見る事が出来るだろう。またハリスはWordCountを製作、86,800の最も使用頻度の高い英単語を一文で表すアートを発表している。

ファブリカには、世界中から厳選された若いアーティスト・研究者が招かれており、彼らは写真、インダストリアルデザイン、ビジュアルコミュニケーション、双方向コミュニケーション、音楽やそして映像の製作、編集など多岐にわたるコミュニケーション・プロジェクトの開発に携わっています。


http://www.tenbyten.org/10x10.html
Wordcount · Tracking the Way We Use Language