「江戸情緒満喫」

modmasa2005-07-23

東京都現代美術館近くでの昼食を探して歩きに歩いていてひょうんなところで見つけた深川飯屋「深川宿」。
http://www.fukagawajuku.com/top.html
こんな近くに江戸の深川飯が食べれるとは全くの予想外。
こういう偶然の出会いが散策にはあっていい。
深川めしは、江戸時代、深川の漁師がとれたてのアサリや野菜をみそで煮て、ごはんにかけ食べたのが始まり。
辰巳好みは味噌味のぶっかけ丼と醤油味のアサリの炊き込みの両方が味わえる。
秘伝の味噌を染み込ませて食べる「ぶっかけ飯」のみそ味とあっさりの炊き込み両方が味わえていい。
最後にはくずきりも出てきてひょんな事から江戸情緒を堪能出来た。
有名店らしく長蛇の列だが、舞ってる間に看板猫と戯れるご老人などと触れ合えたりと下町の街角風情も味わえた。

「深川宿」
住所 東京都江東区三好1-6-7
電話 03-3642-7878
営業時間 11:30〜19:00(日曜、祝日は〜17:00)
定休日 月曜
交通手段 地下鉄清澄白河駅から徒歩3分
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深川めし
日本五大銘飯のひとつ、「深川めし」は、ざっくりと切った葱と生のあさりを味噌で煮込んで熱いご飯にぶっかけた、漁師の知恵の一品。 「えっ、深川に漁師?」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ深川は、江戸時代は漁師の町として栄え、江戸前の魚貝類や海苔などを捕る漁師さんたちが大勢いました。特に、良質のあさりやカキが沢山捕れ、それらは深川名物とされていたのです。 忙しい漁の合間に手早く作れ、しかもおいしく栄養価の高い「深川めし」は、漁師の日常食としてもてはやされました。体を冷やして家に帰る漁師たちにとって、もってこいの食べ物だったのでしょう。 「深川めし」には、もう一つ、あさりの炊き込みご飯もありますが、それは大工などの職人さんが弁当に持っていけるものをという事で、生まれたと言われています。 埋め立てがが始まり、海が遠くなり、時代の流れの中で一度消えてしまった「深川めし」ですが、「深川宿」では、この味を地元の漁師に学び試行錯誤を繰り返し、現在に伝えるべく、日夜努力に励んでおります。 深川めしの命、新鮮なあさりと、赤味噌白味噌の絶妙なバランス。噛むとじゅわっとあさりのエキスは、味噌味に一層のこくを加えます。 下町の粋を気取って、どこか懐かしい庶民の味を。 炊き込みの深川めしもよいですが、「本物の深川めし」を是非一度ご賞味下さい。

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