「内外混在空間」

modmasa2005-08-17

有馬裕之+Urban Fourth設計 limpid
丁度福岡の裏原宿的な立地に建てられている。
非常侵入口が筒状になっていて吹き抜け空間を横切り、ファサードにはそれが白いパネルとして露出している。
全体的にガラスで覆われ、区切られている贅沢な空間。
有馬氏自身「ガラスの壁を通して内部空間と外部空間が視覚的に連続していて、普通のテナントビルにはない内外混合・逆転の場が構成されている。このガラスの壁は効果的に光を透過させ内部空間を鮮明に浮かび上がらせ、あるいは反射して半透明〜不透明に遮蔽したりする。定法には4カ所にコートが点在していて山桜・沙羅・杉苔などが植えられている。」と言うように内外が混在している空間になっている。
ところどころに設けられたコートはファサードとは対照的に閉じられた空間となっていて水平の内外の混在というよりかは上下の空間の混在が意識されている。
ところどころに場が設けられているが素材感が若干商業的な印象を受ける。

limpid
所在地: 福岡県福岡市中央区大名2-1-4 map:x130.3961y33.5887
主要用途: 商業施設
設計: 有馬裕之+Urban Fourth
掲載雑誌 新建築 2000.03 GAJapan 43

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