「立体構成建築」

福岡にある大通りに面した商業ビル。
上部に張り出した三階を支える日本の太い柱をファサードのガラスの裏側に回すこと、一階部分を少し地面からあげていること、地下との境目に薄い見切りを入れることで存在を軽くしている。
この柱自体をライトアップすることにより構造の柱から演出の袖壁へと意識を変えて演出している。
建物自体が引いていて、ファサードに階段、入り口、地下の庭空間などいくつかの要素が集中していてそれぞれに空間の広がりがあり飽きないファサードになっている。
ガラスのカーテンウォール自体の空間も上下階に分かれていたりと空間の立体構成が非常に上手い。

 http://homepage.mac.com/mod_masa/.Pictures/hatena_photo_00/261.jpg