「視覚から触覚へ」

au design projectの新コンセプトモデル3機種の最後の1つ、吉岡徳仁氏デザインのMEDIA SKIN。
「第二の皮膚」と銘打たれたMEDIA SKINは、コンパクトで、背面部にはカメラやマクロ切り替えスイッチ、スピーカーと見られるものが搭載され、シンプルで隙のないデザイン。
「人は、一日どれだけの時間、携帯電話に触れているのだろうか。身体に最も近いプロダクトとは、携帯電話なのかもしれない」と吉岡徳仁氏は言う。
「これまで以上に人の情感に訴え、愛着心を掻き立てるような携帯電話を指向した」としており、今後、テクノロジーと美が高いレベルで結びついた携帯電話のデザインを通じて、デザイン、コミュニケーションの両面を豊かにしていきたいとしている。
毎日持ち歩き見、使うもの。素材、形態や質感が今後大事になるのではないだろうか。
第二の皮膚ならば、衣服と同じように時間とともにへたったり味が出るようなそんなものもあるのかもしれない。
デザインコミュニケーションは最近ほとんど見た目重視になってしまった。本来ならば実際の存在するものでありふれるものであるのでもっと感触を重要視するのは大切なのではないだろうか。
http://www.au.kddi.com/au_design_project/
http://www.kds.kddi.com/topics/index.html
TOKUJIN YOSHIOKA + TYD