「模型スタディ」

modmasa2005-11-17


屋根に人が集う「屋根の家」(2001年)、空中に浮かぶ「展望台の家」(2004年)、大胆で楽しいアイデアを実現させ、注目される建築家、手塚貴晴+手塚由比の展覧会。
「ふじようちえん」(2007年竣工予定)は、3本の大ケヤキが貫く園舎の屋根の上を500人の園児たちが走り回ることを想定して計画された、外周200メートルの楕円形の幼稚園舎。
展覧会場ではこの「ふじようちえん」の10分の1模型がフロアー真ん中に鎮座している。
1/10にすることで 見えてくる幼稚園の完成形。
設計活動の中で無数に生み出されるスタディモデルを一堂に集め、デビュー作の「副島病院」(1995年)から進行中のプロジェクトまで、どのように設計が変わっていったのかを模型で分かる展示。
どちらの模型も食い入るように皆しゃがんで観察していた。
昨今CGパースで検討するところも増えてきたけど。やはり基本は模型の様な気がする。
制作時間やコストが無い事も多々だが、手を動かし設計する時間は大切だ。
手塚貴晴+手塚由比 手塚建築研究所
GALLERY・MA 手塚貴晴+手塚由比 展

 http://homepage.mac.com/mod_masa/.Pictures/hatena_photo_03/0078.jpg

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手塚貴晴+手塚由比 建築カタログ

手塚貴晴+手塚由比 建築カタログ