「観光からみる経済」

世界経済フォーラム(WEF)の「旅行・観光競争力指数(TTCI)」
ダントツスイスが一位で日本は25位。空路の整備と言語の壁がこの差を生んでいるようだ。
評価項目は以下の3項目で

1)Regulatory framework (規制の枠組み)
2)Business environment and infrastructure(ビジネス環境とインフラ)
3)Human, cultural and natural resources(人、文化及び自然の資源)
一概にこれが正しいとは言えないが海外旅行組が、外国から来る観光客よりも数倍多い日本にとって、国内の観光力をあがることで今までにない経済バランスが樹立されるのかもしれない。
観光と同時に国内になる日本の経済一辺倒で消えつつある職人の技術や地域の文化も見直されるきっかけになるのかもしれない。

【東南アジア】世界経済フォーラム(WEF)は1日、世界各国・地域の観光産業の競争力を調べた「旅行・観光競争力指数(TTCI)」を発表した。観光政策、治安、保健・衛生、交通インフラ、観光資産などから割り出したもので、トップはスイス、次いでオーストリア、ドイツと続いた。アジアでは香港(6位)、シンガポール(8位)がトップ10入りしたものの、日本25位、台湾30位、韓国42位、中国71位、ベトナム88位など、総じて評価が低かった。

東南アジアでは、価格競争力、交通インフラ、治安の良さなどが評価されたマレーシアが31位と、最もランクが高かった。タイは旅行者への友好的な態度(6位)が評価されたものの、インフラ不足が足を引っ張り、43位。

世界中から観光客が押し寄せるフランスは12位。観光資産やインフラは世界トップクラスだが、「フランス人の観光客に対する態度」が124カ国・地域中122位だった。世界最多、33の世界遺産を誇るイタリアは、政策・規制への評価が低く15位にとどまった。

WEF Executive Summary より


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