「Light Up Bristol」

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「Light Up Bristol」
「Light Up Bristol」は、2006年12月ブリストルで行われた彼らの初期の作品。投射する公営住宅ファサードのサイズは横160m×縦10m。そこに全長120mものイメージをプロジェクターにて投影。上映には20,000ルーメンのプロジェクターを6つ使用。プロジェクターはそれぞれ1,024×768なので、投影されたのは 6,144×768のハイ・ディフィニション映像。ギガバイトサイズになったビデオファイルの制御のためにサーバーを2つ使用し、VJソフトArkaos 3.6にてビデオのコントロールを行っている。
横長のファサードを有効活用し左から右へ駆け抜けるトナカイ、色彩豊かな壁面とファサードをキャンバスとして有効活用している。これ以降行われる立体的な表現よりも2D的なファサードの表面をキャンバスに観たててる作品。

AntiVJのメンバーは現在4人。設立者のEmovie(イームービー)ことOlivier Ratsi(オリビエ・ラツイ)を筆頭に、ブリュッセル在住のLegoman(レゴマン)ことYannick Jacquet (ヤニック・ジャケ)、フランス人のcrustea(クラスティ)ことJoanie Lemercier (ジョアニー・ルメルシエ)、AaltoことRomain Tardy(ロマン・タルディ)だ。ラツイが心から組みたいと思ったアーティストとだけコラボレーションするビジュアル・レーベルである。彼らの作品に欠かせないビジュアル・マッピングは、映像を投影する対象の座標データを記録し、例えばホンモノの窓やドアから何かが飛び出したりという2Dと3Dのコラボレーションを可能にするテクノロジー。VJやビデオ・アーティストの間でポピュラーになってきたが、一般的な認知度はまだ低い。
AntiVJ is a visual label