「ミクロ世界地球」

modmasa2004-03-18

最近セドナなる惑星についてのコメントを良くみかける。そのセセドナが第10惑星になれない事で騒いでる様だ。今まで「水、金、地、火、木、土、天、海、冥」として覚えて来た太陽系惑星に新たに加わる惑星?それはこれまでよりも世界が広がってる(分かって来た)事を意味している。一気に宇宙となるとあまりに次元の差にタイムトリップしてしまうが、この地球もそこに属してると思うと不思議だ。結局我々の世界ってものもミクロの世界でしかないのだとつくづく感じさせられる。写真でも分かる様にこう見ると地球ってかなり大きい物の様だ。
(http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/sedna.html)
(http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics040317_2.htm)
(http://science.nasa.gov/headlines/y2004/16mar_sedna.htm?list25890)

セドナの発見者のひとりであるマイク・ブラウン(Mike Brown)博士より。
http://www.gps.caltech.edu/~mbrown/sedna/

ではなぜ冥王星は惑星で、セドナは違うのか? 1846年に海王星が発見された後、その外側に惑星Xがあるはずだと天文学者たちが何十年も観測を続けた後、クライド・トンボーがローウェル天文台で1930年に冥王星を発見。その後70年以上も他の天体が発見されず、第9惑星と呼ばれ続けてきた。こんな歴史的経緯が尊重されている。国際天文学連合冥王星第9惑星と宣言している。
 セドナを発見した研究グループリーダーのマイク・ブラウン氏(カリフォルニア工科大学)は、惑星はその軌道を通る天体の総質量より大きくなければならないと考えている。セドナの軌道近くには同様の天体が今後も発見されるだろうし、セドナがそれらの総質量より大きい天体だとは考えにくい。だからセドナは惑星ではない。だがこれは彼の個人的見解であって、太陽系の惑星の定義ははっきり決まっていない。冥王星第9惑星にしてしまったために定義がしにくく、議論を避けているのが実情のようだ。
 でも大事なのは太陽系に新しい天体がどんどん見つかりつつあるという事実。これら小天体は、太陽系の惑星ができる頃の様子をとどめた「化石」だと考えられている。2006年ごろNASA冥王星へ向かう探査機「ニュー・ホライズン」を計画している。観測技術が発達すれば冥王星より大きな天体が見つかる可能性もある。そのとき「惑星」の称号を与えるかどうか、大きな議論が巻き起こるだろう。