「wrappingbus」

modmasa2004-03-30

前回のラッピングバス。都の財源としてかなりの効果がある様だ。同じ形態のバスに同じ方法でこれだけのバリエーションがあるのは面白い。今後はユニークなバスも増えるのだろうか。それにしても同じ車のジャガーが広告に成ってるのは面白い。どうせならバス自体もジャガーデザインになってるようにラッピングしたら良かったのに。

「ただ空気を運ぶだけなら、走る広告塔にしたらどうか。」
ステキな石原都知事による提言で、赤字経営である都バスの車体には広告が描かれるようになりました。

これらのバスはラッピングバスと呼ばれ、バスを直接塗装するのではなく、広告が描かれたシールを貼る方法で作られています。長さ1メートル近くの大きなシール30枚の裏紙をはがし、糊の面を出しながら張り付けて行きます。古い広告をはがし、付け替えるまでにかかる時間は6時間ほど。
この対策により、年間5億円ほどの収入が見込めるそうす。
2000年4月、東京都は車体広告の基準を大幅に緩めることでラッピングバスを解禁。それまでも走っていた地域はありましたが、都の動きが他の自治体やバス会社を刺激し、導入するところが増えました。
広告のデザインにはいくつかの基準があって、「道路交通の安全を阻害するおそれのないもの」、「都市景観との調和を損なわないもの」などがあります。広告バスのデザインは、東京都交通局や運行路線となる区の審査をクリアした上で、はじめて施行・運営されるのです。 都交通局が目指すのは、街並みに溶け込んだロンドンのようなバス風景だとか。
広告掲載料は路線ごとに1年契約で80〜300万円で、新宿や渋谷などの一目に触れやすい路線ほど値段が高くなっています。 最上級の部類でも300万円程度という広告料に、広告主が1ヶ月の料金と間違ったという逸話も。今では渋谷や品川などの路線では抽選が行われるほどで、その他の路線でも順番待ちの人気となっています。
(http://www.wrappingbus.jp/)