「自然の光」

modmasa2004-05-12

英国デザインの旗手、ロス・ラブグローブによりヤマギワBIOLITE EON(バイオライトエオン)がデザインを一新した。「目に優しい光」で発表以来15年以上にわたり定評がある人気シリーズ「バイオライト」が新製品「バイオライトエオン」して発売される。(http://www.yamagiwa.co.jp/interior/design_news/eon/index.html)
Ross LovegroveはdriadeのRL-Chair(http://www.yamagiwa.co.jp/interior/interior/aleph/chair/products/939RL0150.html)をデザインした事でも知られている。

バイオライトシリーズはヤマギワと林原生物化学研究所が共同開発した目の疲れを和らげるデスクライトとして発表以来ユーザーの高い信頼を得てきましたが、その光の機能をそのままに、エクゼクティブのデスクにふさわしい、ハイレベルなデザイン性と機能をもった新製品が登場します。

<光学的特徴>
1.直流点灯方式によるチラツキのない光。
2.日の出30分後の太陽光と似た分光分布で色をより自然に、鮮やかに見せる。
3.2000ルックスの明るさ。
4.アシメトリック(非対称)配光により、机上の横方向から照射することで、紙面の反射光を横に逃がし、てかりのないクリアな視野をつくりだします。上記特徴により、一般白熱灯器具やICインバータ蛍光灯器具に比べて目の疲労度を和らげられます。

<デザイン、機能的特徴>
1.不使用時には折りたたみ、デスク上で邪魔になりません。
2.使用する際にはベースのスイッチに触れるだけでアーム(灯具)が起き上がりながら点灯します。
3.アームの起き上がりスピードは約3秒、上がりはじめは早く最後はゆっくりと定位置に立ち上がります。
4.ベース部分のターンテーブル機構がアームの水平方向の回転を可能にします。

Ross Lovegrove
80年代初期はドイツのフロッグ・デザインにデザイナーとして所属し、ソニーウォークマンアップルコンピュータなどのプロジェクトに関わる。その後、ノール・インターナショナルのコンサルタントとしてパリに移り、多大なる成功をおさめたアレッサンドリ・オフィス・システム開発をになう。
アトリエ・ド・ニームの招聘により、ジャン・ヌーヴェル、フィリップ・スタルクと共にキャシャレルルイ・ヴィトンエルメス、デュポンなどのコンサルティングをてがける。
1988年、ロンドンに戻り、英国航空カルテルチェコッティ、カッペリーニ、モローゾ、ルーム、ドリアデ、プジョーアップルコンピュータ、コノリーレザー、オリンパス、ルーチェプラン、タグ・ホイヤー、ハックマン、アリアス、ハーマン・ミラー日本航空のプロダクト開発に携わる。日本では、伊東豊雄建築設計事務所が建築設計をてがけた仙台メディアテークのインテリアプロジェクトに参加する。