「一瞬の廃墟感」

modmasa2004-08-04

駅から電車が消えホームに誰も居ない一瞬の時間。駅は廃墟と化す。あれほどまでに旅の夢で満ちあふれていた空間が電車がその夢を運び去り残ったのは陰影だけだ。ほんの一瞬であり、ホーム側だけがそのような空間に包まれた。そこで起きる出来事、人々の存在、電車+駅にて初めて生み出す夢が無くなるとただの大屋根しか残らない。いかにそれらの要素が重要だと言う事を肌で感じた瞬間であった。また一瞬の廃墟感と言うものはつかの間の陰影の美を自然の美を見せてくれる。