「火の光の儚さ」

modmasa2004-08-16

衛生写真で見ると欧米の白熱色に比べて日本列島は蛍光色で覆われている。電気代が高い日本では消費電力の良い蛍光灯が主流になってるからだ。2004年の冬至の日、12月21日夜、8時から10時の2時間「100万人のキャンドルナイト」が催される。原始時代人は火の明かりで時を過ごしていた。火の光は儚さを伴っている、火を着けた瞬間に始まりと終わりが規定されている。それに比べて現代の電気の光は同じように消費されるものなのにスイッチを切らない限り消える事はない。同じ明かりなのに進化と共に光に関する扱いがとてつもなく変わった。どちらも限りある資源によって生まれるものだが電気に変換されたことによって資源が見えずらくなっている。「100万人のキャンドルナイト」はあかり、あかりで過ごす時間など普段は意識しないあかりについて考える機会になるのではないだろうか。

私たちは 100万人のキャンドルナイト を呼びかけます。
2004年の冬至の日、12月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を 
地球上にひろげていきませんか。
2004年の冬至の日、12月21日夜、8時から10時の2時間。
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト

Candle Night - candle-night.org
http://www.tokyo-akarinet.com/blog/