「使いこなす家力」

MUJIの家「MUJI＋INFILL木の家1」。近所に建っていて驚き！何かのついでに来るには不便な場所だ。、ここまで住宅街のところに建てたのが以外だった。敷地に建っている木の家はこれが初。モデルハウスとして外的環境にどう建つのかが分かる。外壁はガルスパンの白、サッシは新日軽。ガルスパンの白がプロダクトの白に見える。出来たばっかりと言うこともあって外気にさらすのがもったいないとさえ思えてくる。こう大手が建築雑誌に掲載されてる様な物件を造り出すと建築家のスタンダードはずれていくのだろうか？印象としては、密集地に建つのはしんどそうだ。大開口面側の隣地は駐車場、庭も結構あるので広々してる。裏は農地だったりする。MUJIの商品同様これを自分なりに使いこなすのがMUJIらしさなのだろう。住まう事に関しての”使いこなす家力”はどんどん無くなっているように感じる。現にこのMUJIの家は台所を見ても分かるように外に何も出ていない。テーブルを目の前にして全て片づけてから食べると言うことなのだろうか？間仕切りの無い大空間だけに逆にデザインされてる印象は受けた。若夫婦二人に小さな子供ってのが一番当てはまりそうな家族だ。（実際は奥に個室二部屋があるタイプが建っている。）若夫婦が視察に来ていた。話を聞いていると彼らは両親が住む大敷地の一角に建てる予定だとういう。建物周辺の環境によってこの建物は七変化しそうだ。都築 響一の「TOKYO STYLE」の様にこのプロトタイプをどのように変えて使っていくかを是非とも見てみたい。
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