「撮られる建築と人が居座る建築」

modmasa2005-01-06

大江匡設計 玉川高島屋S・C。旧南館のファサードの外側に反屋外を設け、道路面に新たにルーバー状のファサードを設けている。二重の皮膜の構造だ。その間の空間はは上下階を繋ぐエスカレーターや階段、休憩場所として反屋外の空間を形成している。なかなか面白い空間が出来ているがほとんど人が居ないのが現状だ。留まるのにはスケールが少し大きかったり。居場所があまり無かったり、何かが足りないのかもしれない。人が居座る様に作られている訳でもない場所で、銀座のMATSUZAKAYAの前の地下出入り口の様に人が集まっていたりする。その差は何なのだろうか?写真に撮られる建築と人が留まる場所をここを通るたびに考えさせられる。
map:x139.6269y35.6132

http://homepage.mac.com/mod_masa/.Pictures/hatena_photo_00/075.jpg

http://homepage.mac.com/mod_masa/.Pictures/hatena_photo_00/076.jpg