「アジア色未来バージョン」

「CODE46」はＳＦ的世界観を描くのにインド、ドバイ、上海、香港の東洋的な世界観を組み合わせて表現している。
映画を通じての幻想的な雰囲気はそのアジア的空間を上手く光と色で効果的に描いているからだろう。
実際のアジアの空間に手を加えて、微妙に色味の蛍光灯や反射するガラス、タイル面を伴い不思議な空間を描き出しいる。
ワンカットだけ挿入されたアジアの看板群もワンカットだけにそれほど違和感がない。（出来れば敢えて使わない方が良かったともいえる）

窓際で植物を育て居るシーン。
環境悪化の都市部と同時に前面ガラス枠に植物棚を作る事が何故か未来的に感じるのが面白い。