「劇場的、異次元的」

The Machinist　(2004)
監督は鬼才ブラッド・アンダーソン
機械工のトレヴァー（クリスチャン・ベイル）の住んでいるアパートが俯瞰でとらえるシーンと、逃走中のトレヴァーが地下道を逃げるシーン。
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http://machinistmovie.com/

　
　唯一彼の住んでる地域の全貌が分かる場面。
　彼が住む場所だけがスポットが当てられ、周りの世界は背景画の様な扱い。
　演劇の主人公が演じる場面だけをクローズアップしたよう環境。
　
　トレヴァーが地下を逃げまどう場面。
　ピントのボケ味とかが絶妙で不思議な空間演出になっている。
　幾重にも続く土木的な鋳造と何故か蛍光色のグリーンが下水の汚さのない異次元に感じる。