「入れ替えSC」

modmasa2006-02-01

上映時間の関係でたまたま行った109シネマズが入っている「LAZONA 川崎」
LAZONA」とは、「Lazo(スペイン語で縁、繋がり、絆、結合を表す語)」と「Zona(スペイン語で地域を表す語)」を組合せた造語。
敷地の大半を占める商業施設(敷地面積:72,000m?)は、地上6階・地下1階で、店舗数が約300におよぶ大規模商業施設。
主なテナントとして、コナミスポーツ(スポーツクラブ)、SANWA(食品スーパー)、109シネマズ(シネマコンプレックス)、ビックカメラ(家電量販店)、ユニディ(ホームセンター)が入っている。
郊外型の大型施設を設計したデザインアーキテクトが、驚いたことにスペインの建築家 リカルド・ボフィール(Ricardo Bofill)氏。
大屋根を街づくりのコンセプト「再生」の象徴とし、「大屋根のある街」という建築コンセプトのもとに、ターミナル駅前でありながら、大きな広場等の開放空間を多数備え、人々が集ってコミュニケーションを交わしたり、日常生活の中で憩い、安らげる空間を創造した設計だとか。
それにしても巨大で凄すぎる。
ちまたで騒がれている豊洲などよりも盛っている感じ。
あまり知らないブランドの店が所狭しと並んでいる。
商品の値段設定が下方修正されている事も使いやすいのか大盛況。
中高生が多いのも川崎の特長なのかもしれない。
郊外型大規模SCの一つの成功例かもしれないが、どこもかしこも同じようなSCが席捲するのもどうかと思う。
中身の店の入れ替えだけで成立しているSC。
時間をかけて成り立ってきた商店街の息吹が通用しない現代、日本の商業空間はどこへゆくのだろうか?
 ラゾーナ川崎プラザ
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ボフィール氏の代表作
 東京銀座資生堂ビル
 青山パラシオタワー
 カルティエ本社(パリ)
 バルセロナ空港
 RBTA – Ricardo Bofill Taller de Arquitectura - Architecture, urban design

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