「スケールコンプレックス」

modmasa2004-03-20

やはり人種のるつぼとも言えるNY。それだけに自分たち日本人が持ち合わせてない感覚を味わう時がある。それはスケールの違う場所に出くわした時だ。写真はシティーホールの近くの通り。何故かここにスケールが大きすぎるストリート家具が置かれている。また、前を歩いてる黒人の二人が妙に合わないスケールなので不思議だった。このようにいろんなスケールが混ざりある事で違和感を感じた。それを感じれるのも二三日が限度。人間は不思議な事にどんどん環境に順応して行く生き物の様で、数日もするとそこの都市に住む人と同じ様な視線になってしまう。デジカメは写真とは違ってがんがん取る事が出来る。それによってその場にあったものを事細かく記録する事が出来て便利だ。日本に帰って自分が不思議に思った事意外の点で気がつく事が多い。NYの気持ちいい点はシビアさが欠ける点なのではないだろうか。あまりにもスケールが違うものや、あまりにもそぐわない物が共存してるので、小さな事にこだわらなくなる。人それぞれでいいのだ。が、自己をしっかり持たないとどんどん制御出来なくなってしまう。逆にどん底に落ちるのも分けも無い事だと凄く痛感した。