「圧巻建築No.2」

modmasa2004-09-24

Den HaagにあるRichard MeierのThe Hague City Hall and Library。駅前の住宅省から続くハーグのメインストリートの先、スプイ広場に面する1ブロックに存在するが、圧巻とにかくでかい。ゲティ・センターを除けばRichard Meierの最大の作品だ。広場にはRem KoolhaasのNational Dance Theater、カレル・ウェーバーのホテル、ファン・モウリックのコンサートホール、Herman Hertzbergerのスプイ劇場センターもあり、この市庁舎を中心にハーグの文化ゾーンとなっている。建物の規模もあり建物自体に街路がところどころ貫入している。非常階段が建物のグリッドによって突出してる部分に上手く収まっている。アトリウム付近には店舗が入っていて公<>民の境がうまく消されている。インテリアショップの隣が図書館だったりするのは、とても不思議な感じがする。どちらかと言うと賑やかなまちの中に市庁舎と図書館が舞い降りたかのように存在してる。この構成(plan,composition)がこの街の姿を象徴している。アトリウムは巨大で都市の中の屋根付き広場として存在している。天空からの光は曇り空にも関わらずとても綺麗だった。
http://bme.t.u-tokyo.ac.jp/members/ippei/Arch/Netherland/Haag_City_Hall/index.htm


Name / Studhuis en Bibliotheek(デン・ハーグ市庁舎および図書館)
Designer / R. A. Meier(リチャード・マイヤー)
Address / Spui/Kalvermarkt, Den Haag