「いざチェルシーへ!」

modmasa2005-02-24

photohighwayのNY Chelseaページ閉鎖に伴い。こちらに移行。

Gallery巡りの為にいざチェルシーへ!
日本と違った本場のアートの空間を満喫!!NYでの醍醐味はなんと言ってもアート三昧の日々。特にチェルシーにはマニアックなギャラリー郡がメチャクチャある。中でも現代アートはなかなか良い作品があってオススメ!(あまりアートに興味が無い人、美術館とかギャラリーに馴れてない人にはきついかも。)夏という事もあり無味乾燥で特に目立った事も無い倉庫街はNYを実感する絶好の場所だと思う。
美大生、アーティスト、キュレーターらいしき人がギャラリーを探索していた。SOHOからのアーティストの流出によって活気着いてる地域だけに観光地化しているのかと思いきや、外観は相変わらずの殺風景な倉庫街。歩いている人もまばら。しかし扉を開けると多く無いまでもどのギャラリーにも南院かの熱心な観覧者が居た。一緒に行ったまきのくんもアーティストだけに観光というよりはアート三昧、路上観察三昧、本屋三昧の日々が過ごせた。チェルシーはかなりのレベルの高い良質な作品が見れてホントお得!なんたってタダだから!この地域の楽しみの一つは、それぞれのギャラリーの改装の仕方。どのギャラリーも個性あり扱ってる作品との関係もデザインに現れている様に感じる。日本ではなかなか味わえないアートなシャワーを浴びる一日が過ごせる。最高の至福の時間だったと同時に沢山悩んだり考えてしまう時間だった。それも作家が作品に向かってる姿勢がこっちにまで伝わってくるからなのだろうか。世界の中心のアート紙−んのNYだけにプロ、アマ関係なく作品が良質な事が驚き、日常にアートが取り込まれてる事を感じる事が出来る。その空間に入った瞬間から作品意外にも沢山の現象に気付き空間を体感する様になっている。スクリーンを好かした窓の外、ギャラリーに注いでくる天窓の光り、どことなくデザインされた家具、見え隠れするギャラリースタッフオフィス、そこから見える本棚のインデックス、街に反射する街姿、古ぼけた外観、建設予定のがらんどうの土地、タクシーの修理工場、電車の雑多な高架下、ギャラリーにある不思議な柱、ギャラリーのマーク。自分で楽しみをみつけて楽しむ空間。それによって事故を再認識出来る場所であった。

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街路の緑が都市環境を良くしていた。道路も両脇路上駐車OK!

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NYではよく見かけるこの地域に住んでる人だけが利用可能なプライベートな公園。
柵に囲まれていて門の脇にはガードマンが立っている。
犯罪都市での安全を確保する為の一つの解決策のようだ。

歩いてチェルシーに行った事もあり、段々と街の喧噪が変わって行くのが面白かった。
繁華街>>住宅街>>倉庫街と街の様子が刻々と変わっていく。