「学生時代の記憶と上野の日本和菓子」

日本家屋のお店は、昭和元年に創業以来、戦火も免れ変わらぬたたずまい。
丁寧な手作りの和菓子屋として有名。名物は五智果。野菜や果物を蜜で煮て、グラニュー糖をまぶした干菓子。
風土菓 桃林堂
だが、芸大の友人の家に行くと毎度の事ながら食べていた桃林堂の「生水羊羹」が一番いい。
缶詰等は、密閉して再加熱殺菌をするが、この過程の中で小豆の風味は半減する。この「生」水ようかんは、再加熱なしなので、日保ちはしないがフレッシュな小豆と水のハーモニーが楽しめる。
抹茶の方が風味の良さを余すところ無く発揮していて、発色も美しい。
夏の定番だが冬でも美味しく楽しめる。
青山にもある店だが、上野美術鑑賞=桃林堂の「生水羊羹」が定番コーズになりつつある。
学生時代の友人宅での記憶がこれを食べると呼び起こされるから不思議だ。
学生時代の記憶と上野、日本和菓子が一体となった桃林堂の「生水羊羹」

桃林堂
住所　東京都台東区上野桜木1-5-7　map:x139.7712y35.7201
TEL　03-3828-9826
FAX　03-3821-4860
営業時間　9:00-17:00
定休日　年末年始

芸大中通り先交差点にあるお店。