「継続デザイン」
東急目蒲線、大井町線の旗の台駅、旗の台駅大井町線大井町方面ホーム。
前から気になっていた風情のある木造の駅屋根。
高架の駅だけに二子玉川ホームは線路下を潜って反対側に行く仕組みの駅。
丁度その階段の木造屋根が素材に時間が刻み込まれて風情がある。
土台のRCに乗った木造とガラスの壁面、光が降り注ぐトップライト。
季節柄駅植栽が壁を覆って紅葉している。
今のデザイン設計では到底起こりえない要素がここでは起きている。
ここだけ見ていると東京だと言うことを忘れてしまう。
現在二子玉川ゆきホームが改装しているので、残念ながらこの空間も無くなる可能性が大だ。
今のこの雰囲気を出来るだけ残して旗の台らしい駅を継続してもらいたい。
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向こうへと抜ける空間が気持ちがいい
お年寄りには急な階段だがこの壁面と階段がこの光の箱の存在を大きくしている。
上手にバリアフリーを盛り込みながらこの場所を継続して欲しい。
季節を感じる壁面。都市の特徴的な駅空間にもどこか自然の息吹がある。