「消火栓の意味とはいずこへ？」

渋谷駅JR山手線構内の消火栓。消火栓=赤のイメージを見事に崩してくれている。改札を入って新宿方面への階段のすぐ脇にありとても目立つところに存在しているが、このデザインだと普段は見過ごしてしまいそうだ。二色の黄色と細部に赤、青、緑の縦ラインが入れられている。原色のこれらの色はすぐコルビジェを彷彿とするがその色面積の度合いと光沢の白面と濃淡の違う二色のグレーによってそのイメージは全くなくなってしまって面白い。色によってアイコン化された消火栓も、色の面積の度合いの調整で普段見慣れているものも違った見え方をする。逆にアイコン化することに意味があった消火栓（誰もがすぐ場所を見つけることができる）の意味はどうなってしまうのだろうか？そういう意味では文字などを一工夫する必要がありそうだ。
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