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 「言うは易く行うは難し!」

久々の本、「イラクの小さな橋を渡って」池澤夏樹著。「小さな橋を渡った時、戦争というものの具体的なイメージがいきなり迫ってきた」そこからこの本は始まる。2001年国連が経済制裁で発表したイラクの死者の数は、1500000人(150万人)そのうち620000(62…

 「土と左官の本 3 コンフォルト別冊」

2005/04/06 渋谷Book1stにて「土と左官の本 3 コンフォルト別冊」が発売されてました。先月編集の多田さんから原稿の依頼があり、有形デザインの2004年度のヨーロッパの一連のプロジェクトの写真と写真説明文の作成作業をしました。(本文は有形の浅沼執…

 「表紙+裏表紙全体イラスト装丁本」

表紙の装丁があまりにも気になった本。「Fine days」本多 孝好。表題「Fine days」と表紙だけで初夏のすがすがしさを感じた装丁。表紙のイラストは管弘志(イラストレーター)だ。建造物やランドスケープを独自の構図で切り取り,具象と抽象が同居する作風で…

 「朗読pod」

アメリカではAudible.comでオーディオブックがサービスされているが、日本語のオーディオブックサービスが無い。 探してみると朗読作品をMP3形式で公開しているサイト、死後50年が経過して著作権が消滅した作家の短編作品を集めてる「朗読図書館」などが見つ…

 「運が良ければ購読!!」

R25(http://www.r25.jp/)。RECRUITが発行している週刊の無料雑誌。25歳以上の男性をターゲットにしている。25歳男と限定する事によりスポンサー側もターゲットを絞りやすく、その広告費でまかなわれている。最初のページからweeklyイベントカレンダーがあ…

「世の中の値段って変?」

yamaに「古本屋の楽しみ方を教えて」って言われたので自分なりの楽しみ方を書こうと思う。古本巡りの醍醐味はなんと言っても掘り出し物に出会う事。本を買いに行く場合、本を探しに行く場合と古本屋におもしろいものを探しに行く場合と三通りの楽しみ方があ…

 STRAND BOOKSTORE

NYでも一番有名というぐらい有名な古本屋。かなりここは安いものがある。掘り出し物があるのだけれど、その安さのせいもあるのか状態が悪い本も沢山ある。結構いい加減に扱って行く客が多い様でぼろぼろになっている本はかわいそうだ。僕にとってはこの本本…

昔から本屋、図書館は好きな空間だ。恐らくほんの中に沢山の世界が詰まっているのが、世界をどんどん広げてくれてそこに居てて居心地からなんだろう。Cowbooks(http://www.cowbooks.jp/)は以前から行こう行こうとと思っていたとこだけに是非とも行こうと思…

 「広告」

雑誌「広告」のサイトが結構面白い。(http://www.kohkoku.jp/)各月のアーカイブはネットの技術を最大限使って楽しめる様になっている。まーそれほどボリュームあるページではないけど。遊びとして、さわりとして楽しめるのではないだろうか。お勧めは写真…

Book Check List 社会学 公共圏(ユルゲン ハーバーマス) ハーバーマス (現代思想の冒険者たちSelect)作者: 中岡成文出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/07/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 19回この商品を含むブログ (33件) を見…

吉田修一「パークライフ」 芥川賞受賞作品で装丁が日比谷公園の装丁でもあり平済みの本屋でかなり気になっていた。ある特定の場所(ここでは公園)という都市にある特殊空間で繰り広げられる物語をどう書いているかすごく気になったので読むことにした。 あ…