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 「ギャラリーボックスショーウインドー」

表参道裏のギャラリープロモ・アルテ。全階ギャラリーとなっている建物。外観が白い建築であり通りに面して大窓のファサードであることによってギャラリーが積み重なってる様に見える。敷地が少し道路から後退している事もあり各ギャラリーで何が展示されて…

 「鑑真和上の空間」

多忙の合間をぬって唐招提寺展を見た。唐招提寺は、日本に正式の戒律を伝えるため、様々な困難の末に目が不自由になりながらも、不屈の精神で来朝した中国の高僧・鑑真和上により創建された律宗の総本山。今回の展示は、奈良時代を代表する建築である同寺金…

 「表紙+裏表紙全体イラスト装丁本」

表紙の装丁があまりにも気になった本。「Fine days」本多 孝好。表題「Fine days」と表紙だけで初夏のすがすがしさを感じた装丁。表紙のイラストは管弘志(イラストレーター)だ。建造物やランドスケープを独自の構図で切り取り,具象と抽象が同居する作風で…

 「今井智己」

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デビュー作『真昼』から変わらない強い眼差しで日常を見つめる今井智己。2001年の処女作品集『真昼』の表紙は、暗闇の中で鈍く照り返すガードレールを捉えた夜景で今でも印象的だ。何気ない日常の闇を照らす街灯。日常の風景を知らなければその闇の先は未知…

 「あちら、こちらの視点」

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ベネトンのコミュニケーションリサーチセンター・ファブリカで、特別研究員1年の新鋭ジョナサン・ハリスによって開発された10x10は、毎時間世界規模で最も多く使用された上位100語と画像を選択し、最新のデータを10x10のマス上に公開、1時間毎に一目で現在地…

 「自然外の物質(人工物質)」

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デンマーク・コペンハーゲンを拠点にするフォトグラファー、Simon Ladefoged。HPではミニマルデザインのナビゲーションにより、強い直線を持つスタティックな写真を展示している。ICELAND,JAPAN,BUDAPESTなど地域別に作品を発表している。どの写真も色味が同…

 「最年少アーティスト」

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若干26歳で京都造形芸術大学情報デザイン学科教授に抜擢されたアーティスト束芋(最年少アーティスト キリンコンテンポラリーアワード最優秀賞受賞、横浜トリエンナーレ2001出品)。日本の今を風刺したクセのあるアニメーション+映像インスタレーションアーテ…

 「現代風刺画」

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山口晃,7年前の「こたつ派」で出てきた現代美術作家。最近では六本木ヒルズ、日本橋三越100周年のCMを描いていたことで見たことある人は多いであろう。伝統的な大和絵の手法を用い、古今東西の事象や風俗を、時空を超えて架空の風景として再現している。古…

 「機能の追求美」

Bernd & Hilla Becher.NYメトロポリタンで彼らの作品を生で見た。同一の画面の中に、複数の同一施設(例えば給水塔)の写真をグリッド状に配置した作品はモノクロ写真でとても印象的だった。標本の様に並べて、相互の関係性を強く考えさせる作品技法は、時代…

 「大人の絵本」

最近では「文學界」の表紙や、劇団「NODA MAP」「白い巨塔」のタイトルバックにも使われていた野又穫。 Minoru Nomataの空想建築の作品は建造と修復、解体が同時進行し、未完のままそこに存在している。誰もが見たような、既視感を感じる単純な幾何学形態(…

 「アートな街」

パリの歴史的建造物。階段室に見える部分がよく見ると若干建物の色と違う。よくよく見ると改装中で、外壁に美観を損ねないように全く同じくプリントされたシートで覆っている。ここまで景観に配慮している姿に脱帽した。この近くでも回収されてる歴史的建造…

 「凶器の美」

先のEU滞在記にカルティエ財団の美術館では、カルティエ財団の依頼によりマーク・ニューソンがデザインを手掛けた長さ8メートル、翼長8メートルの コンセプト・ジェット機「Kelvin 40」を見ることが出来た。(Kelvinという名前は、アンドレイ・タルコフスキ…

 「些細な美」

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ヴォルフガング・ティルマンス展が東京オペラシティアートギャラリーで開催されれるよだ。彼の作品の中でも人間以外の被写体を捕らえた作品は一瞬を見逃す事無く捕らえてるのが良く分かる作品だ。瞬時に被写体を捕らえるセンスは抜群のものがある、些細な美…

 「建築+アート」

パリのラ・デファンス地区。Grand archeのすぐ目の前のオープンスペースにある施設。建築とパブリックアートが一体化されている。建物を貫通しておまけに通路のど真ん中に作品が置かれている。この彫刻作品によってこの地区のスケールの大きさが良くわかる。

 「takeartcollection」

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テイクアートコレクション・ドットコムのサイト発見!(http://www.takeartcollection.com)東京・南青山にあるスパイラルガーデン(スパイラル1F)で開催されているアートフェア「take art collection」のインターネット版として誕生した、日本の現代美術作…

「広告成り得ない広告」

普段から気になる看板がある。そこは丁度坂を上って来て大通りに交差する交差点に立っている。坂の中腹から徐々にその全貌を表し始め特に夜の暗い時間には看板を照らす明るさがひと際目立っている。その看板にただのハートの看板が立っていた。宣伝の看板に…

 カンバラクニエ

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カンバラクニエ(http://www.kuniekai.com/)と聞いてもピント来ないが、街で見かけたorange pekoe(http://www.orange-pekoe.com/)のジャケットはとても印象に残っている。丁度宮益坂の真っ正面のビルの上の看板がそれであったのを記憶している。印象に残った…

 「小石の感覚」

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いつもの様に道ばたを歩いていた。信号が赤になり止まった瞬間、足下に奇妙な感覚が走った。下を覗いて見ると単に石ころを踏んだだけだった。普段は無意識に歩いているだけで気付かなかった足下の感覚が、足を止める事とその瞬間に石を踏む事に寄って不思議…

 維新派 (http://www.ishinha.com/)

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最初に維新派を知ったのが渋谷tsutayaのレンタルコーナー。以前に友人が青年団(劇団)に居て、その頃から劇を見る様になったが、生というよりかTVやビデオで見る事の方が多い。岡山県・犬島での公演「カンカラ」(http://www.aa.isas.ne.jp/deltamovie/kank…

写真家の菅原一剛(http://www.ichigosugawara.com/)のホームページ。何がいいかと言うと「菅原一剛の今日の空」毎日いろんなその場所の空の写真が見れる。しかも写真家の撮った写真が日記とともに見れる。どんな人も所有でき所有できない存在、果てしなく…

 「デジスタ」(http://www.nhk.or.jp/digista/)

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久々にテレビに見入る。学生時代は良く創作のモチベーションを上げるためにデジスタを良く見ていた。最近全く見ていなかったけど深夜再放送をしていたので没頭した。特にデジスタ・アウォード2003とアルスエレクトロニカ2003特集(http://www.aec.at/en/index…

 「イサム・ノグチ」

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本屋に行ったらCasaBRUTUS(http://www.brutusonline.com/casa/)のイサムノグチ特集を発見。彫刻家の中で一番なじみ深い作家だ。小学校以来の親友Yと学生時代にまだ出来ていない香川県の牟礼町にあるアトリエ(現イサムノグチ美術館)に探索に行った。(http:…