light

 「新宿南口の現在」

昨年より気になっている新宿南口。 東京の主要拠点のひとつであり、多様な魅力を備えた『新宿』を回遊性のある観光・交流拠点にするため、3つのプロジェクトからなる複合インフラ整備、新宿駅南口地区基盤整備事業が行われている。 その一環として新宿サザ…

 「絶妙な繋がり」

ChelseaのGallery。躯体の木造だけはそのまま活かした大空間。 道路側の光は特に遮断する事もなく取り入れているが、道路面のはめ殺しガラスの手前に距離を取って壁面を設置することによってその強さを微妙に調整している。 道路からは少し中の展示空間が分…

 「アジア色未来バージョン」

「CODE46」はSF的世界観を描くのにインド、ドバイ、上海、香港の東洋的な世界観を組み合わせて表現している。 映画を通じての幻想的な雰囲気はそのアジア的空間を上手く光と色で効果的に描いているからだろう。 実際のアジアの空間に手を加えて、微妙に色…

 「痺れるアングル!」

映画の空間を表現するときに建物や都市が良く描かれてることが多い。 「CODE46」でもエスカレーターやホテルの回廊などの建築空間で未来的な空間を表現している。 特に気になったショットは移動シーンでのホテルの吹き抜けとエスカレーターだ。 移動シーンは…

 「メッシュならいと」

Flavia Alves de SouzaデザインのTrama。 フレームによって切り取られたビームメッシュのライト。幾何学模様のデザインがどのような空間にも馴染み、それでいて特徴的で派手すぎない。蛍光灯をこのように使用するとは驚きだ。 特殊な蛍光灯を使用するために…

 「綿帽子光る」

Deepdesignの二人M. Bazzicalupo and R. Mangiarotti,デザインのライト「Dandelion」。 タンポポからインスピレーションを受けてデザインされたというライト。 高輝度LEDがフルート状の部分を照らし全体的にタンポポの種のような透き通ったライト。 実際はか…

 「光と戯れる作品」

映画フィルムを使ったアーティストの作品が展示されていたGallery。ロの字型のパネルが素材のフィルムに緊張感を与えている。トップライトからの自然光でいろんな角度や距離から楽しめる作品。改装したトップライトからの光は時間と共に刻々と作品の見え方が…

 「無機質と人のぬくもり」

NYのSOHOにあるApple Store。 銀座同様Bohlin Cywinski Jackson(http://www.bcj.com/)設計。 店内中央の吹き抜け部分のトップライト。PowerBookG4やG5のアルミの素材を意識したのかアルミ素材とガラスの近代的な無機質な天窓になっている。シンプルなデザイ…

 「提灯アンコウ、冬の工事の風物詩」

冬の寒い時見かける工事現場。前からこの夜の工事現場の照明が気になってしょうがなかった。 以前のライト剥き出しの投光器もあるが最近この風船型の照明をよく目にする。 風船型になった事によって眩しさが抑えられ、360°に光を拡散するのがいいのだろう。 …

 「面・線・点的光」

松下電工が、壁や床、天井を面状に光らせる「LED面型ベース器具(面)」を開発。これまでLEDを使った照明器具として、壁面などに複数配置して文字や模様などを描く「LED丸型ベース器具(点)」、階段の蹴上げやビルの外壁にライン状の光でアクセントをつける…

 「戦争と平和!-02」

ARCHITECTURE RESEARCH OFFICE, LLC設計(ARO)のUS Armed Forces Recruiting Station(Location: Times Square, New York City)。 ARO

 「戦争と平和!」

ARCHITECTURE RESEARCH OFFICE, LLC設計(ARO)のUS Armed Forces Recruiting Station(Location: Times Square, New York City)。ブロードウエイと7番街の区画で丁度地下鉄の鉄格子の上に設置してある。タイムズ・スクエアのネオンが降り注ぐ立地に米軍の施設…

 「闇」

Les Grands Ateliersの周りは草原が続くばかりだ歩いて10分ぐらいのところにスーパーがあるがそれ以外はホント何も無く、それが夜になると良くわかる。自然をそのままに感じる事が出来る、創作に没頭するにはうってつけの場所だ。夜は東京と違いホントに闇と…

 「七変化光」

自由が丘の坂道に突如現れたライト。七変化に色が変わることによって坂の下の駅側から見るとサインにないっている。立地が丁度道路を挟んで民家の大木があることによってその木の葉に当てている。看板などの物質で場所を目立たせるのではなく、ちょっとした…

 「階段中腹秘密めいた隠れ空間あり」

東京国立博物館法隆寺宝物館の吹き抜けエントランスにある階段。エントランスを入ると大きな吹き抜けがある。展示室入り口へと向かう為左に目を向けると丁度展示室入り口の脇にこの大きな階段が見える。階段と展望台が合体したような建造物だ。真っ直ぐ棒状…

 「些細なデザインの統合」

東京国立博物館法隆寺宝物館のエントランス。水面上の通路の真っ正面に庇を支えるグレーの壁面が現れる。そのグレー面を生かした面とのバランスが絶妙な法隆寺宝物館のロゴ。庇に寄って空間が圧縮されていたりと、出入り口が茶室への道程の様に良く練られて…

 「広告列柱or土壁列柱 どっち?」

新宿駅の柱。鉄骨の柱を耐火被覆も兼ねて土で覆っている。その周りをガラスのDPG工法が覆っている。何故DPG工法の吊り構造になっているかと言うと上部天井のルーバーが柱面ととりつくために上部がスリットとして天井から浮いている。ガラス面は開閉式になっ…

 「遠景 >>> 近景」

表参道裏に出来たkate spadeの店舗。洋館を改修して店舗に使われている。外壁の煉瓦をそのまま生かして新たにメッシュ状のネットを覆わせてファサードを形成している。Jean nouvelのSant-James Restaurant Hotelの様にメッシュで覆われているのだが。素材自…

 「日焼けの美学」

4/26でも日差しが夏並みなLes Grands Ateliers。期間を通して一回夜に雨が降った以外は大快晴の日々。日本では紫外線の害の認知度が高まり紫外線防止の製品が沢山出回っているが、ここフランスでは未だに白人の太陽に対する憧れがあるのか日焼けが流行だ。男…

 「火の光の儚さ」

衛生写真で見ると欧米の白熱色に比べて日本列島は蛍光色で覆われている。電気代が高い日本では消費電力の良い蛍光灯が主流になってるからだ。2004年の冬至の日、12月21日夜、8時から10時の2時間「100万人のキャンドルナイト」が催される。原始時代人は火の明…

 「ラッピングスタジアム」

最近ではCGの進化によって実際の建築に近いシュミレーション、プレゼンテーションが出来るようになった。工事進行中のHerzog and de Meuron設計のAllianz Arenaの完成写真を見ると以前見たCGに近いものになっていた。スタジアム全体が電工パネルで覆われてい…

 「たなびくデザイン」

石壁面第二弾。全く同じピースを全く同じに、エントランス脇にある巨大な円柱のファサードに貼り詰められた壁面。真ん中のピースが反射する素材になっていて丁度道路からの車のライトが反射して壁面自体がきらきらと光る効果を出している。制止している壁面…

 「キャンバス壁面」

素材をいろいろ街で気になってみていて発見した石壁面。通りに面した店舗ガラスファサード脇の壁面。一つのタイルを交互に90度ずらしながら何回も繰り返してパターンを生み出している。堅い石に刻まれた布を編んだようなテクスチャー。どうしてもガラスフ…

 「Villa Savoye-08」

Villa Savoyeの室内にに光が降り注ぐ瞬間がある。 丁度昼の太陽が南中高度になる時間だ。 床は白タイルが45度傾いて貼られ、通路の壁は片方が紺反対側がしろになっている。 光は丁度この紺の壁に一直線に入る様に計算されている。 裏にあるこの通路が昼時の…

 「Villa Savoye-06」

暫く間が開いていたEU滞在記の続きを書こうと思います。 Villa Savoyeに関しては今写真を見直しても色々発見がありました。エントランスを入ったところにあった照明。 有機的だがハイテックを感じさせる様なデザイン。 窓枠、手すりと同じ様に黒のデザイン。…

「自然の光」

英国デザインの旗手、ロス・ラブグローブによりヤマギワのBIOLITE EON(バイオライトエオン)がデザインを一新した。「目に優しい光」で発表以来15年以上にわたり定評がある人気シリーズ「バイオライト」が新製品「バイオライトエオン」して発売される。(htt…

 「流れ流れて・・・」

昨日の狭まれた地下連絡通路の先にある開けた空間。改札を抜けると一気にエスカレーターで階下に降り立つ。窪地になった緩急をつけた空間。移動によっていくつものアトラクション空間を通過しているような錯覚に陥る。ここまで天井面に抑圧された空間は日本…

 「人も広告も流れ行く」

Paris地下鉄空間。極限までに圧迫された移動空間。間接光によって天井壁面は赤い色に染まっている。天井からは小型の同じいくつもの広告、その先には液晶画面。先にはRCの間接による改札がある。暗く閉じられた広告に覆われた通路を人の流れがかなりの勢いで…

 「S字カーブ」

昨日の地下鉄の連絡通路の上階の空間。トンネルと言うとどうしても正円と思ってしまうがここでのトンネル形状は楕円に近い形状。その形状が故に上階の開放感は格別であり、間接照明が反射してちょうどいい感じのいい空間に仕上がっている。RCの無機質な空間…

 「完全間接照明」

Paris地下鉄内通路。剥き出しのRCの構造とそこに浮かぶ照明だけで成り立っている空間が連続して続いている。写真の部分はちょうどいくつもの連絡通路が交差してるところ。導線が多すぎてついには上下に分けた導線まで生まれてしまってる空間。ここで驚いたの…